kanji
絡み合う言葉に 纏わりつく想いが
綻び合いほつれて 蝶にはなれない 蜘蛛の糸
唇を噛み締めて 覗き込んだ業の意味
ひと思いに裁ちきれば 眼下に舞い散る 笑い草
「どこまで行けば許される？」無情の雨に打たれても
何故か変わらぬ一途な想い
限りなく遠い空 見上げた日を背負って
辿り着くその場所で満たされるのでしょうか
繰り返し編み込んだ 粗末に見える世の中で
正義の夢を語らえば 雁字搦めの 空模様
返した手のひら振り上げて 嘆きの雨を防いでも
何故か変わらぬ一途な想い
共に在る遠い空 見上げた日を背負って
いつかまた会えるなら 蝶をまた結いましょう
止めどない明日へ 憤る指先が
震え震えて動かねど 願いの一刺し 咲き誇れ
瞬く瞳を閉ざしたら対の羽そろわず地に墜ちる
朽ちた花びらを横目に思う
限りなく遠い空 見上げた日を背負って
辿り着くその場所で満たされるのでしょうか
共に在る遠い空 見上げた日を背負って
いつかまた会えるなら 蝶となり逝きましょう
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