Tuesday, September 2, 2014

-sequel- - amber gris

-sequel-
kanji

華やぐ原色、綻ぶ野花
沈黙の園に始まりを そっと
水やりは定刻、
白昼に浮かぶホワイトムーン

まだ馴染まない靴で外に出よう
頬に落ちる長い睫毛の影
整った指先、触れるのを躊躇うのは何故?

頬杖のまま

直らないクセっ毛

気にする仕草は変わらないのに

擦れ違う言葉を
取り繕うのが苦手だった
つまらない事で争って
苛立ちと焦りから傷付け合うのは
どうしてだろう?

僕らはもっと大人になるはずだった。

”土着の民が絶望を希望に変えるように”

遠い国でも 「わかっているわ」

手紙を書くよ 「背伸びしてただけで」

穏やかな日々 「謝れない」

暮らせる様に 「だけど」

I know.

I know.

アイ、の

この苗が花を付け実を結ぶ頃に
再開のおまじないをかけて
得意だったタルトと
お気に入りの紅茶をまたいつか

天国だってあるって信じてた。

”土着の民が絶望を希望に変えるように”

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