Tuesday, September 2, 2014

MARCH in the SNOW - amber gris

MARCH in the SNOW
kanji

深い轍に沿って
車輪は廻る、音を発て
迂回路などありはしない
寄る辺すらもない

夥しい足跡は帰るべき道を踏まぬ
アラバの海はその悲しみ一つ抱かないという。

冷たい雪が亡骸隠す
夢であると見紛う様に
冷たい雪が体温奪う。
生きる意味さえ捨てろと煽る様に

泥濘む悪路の所為か?
足取り重く、空が濁る。
耳を劈く様な痛みが襲った。

空腹に堪えかねる時は何を含めばいい?
「その憎しみを磨り潰し、
たらふく喰らってお休みなさい。」

路上に伏せたロバを寝かせて
痩せた頬にくちづけて、
次は素敵な国に産まれる様に願って
凍てつく土の下。

無くなった眼がそこに在るように痛む
吐き気を催す、フラッシュバック。
誓いは薄れてゆく、広がるホワイトアウト
そして、
だんだん僕らは主さえ嫌いになる。

大人げないの無いロジックなんて
鸚鵡も住まぬ狭い鳥籠。
錠を外して、逃げ出したなら
鉛の玉が命を奪う。

冷たい雪が亡骸隠す
夢であると見紛う様に
冷たい雪が体温奪う。
生きる意味さえ捨てろと迫る。

静かに、無色が支配する
Holy, Holy, Holy, Lord God Almighty,
二人は哀れな子供
Call me call me now me
Call me in loud voice!

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