籠の中のrule
kanji
目の前に続くあての無い道もいつか
孤独を連れて終わりを告げる事だろう
また一つ 想い捧げ 落ちて散る飛沫のように
音も無い世界の中 瞬く間に滅されゆく
時の螺旋にもつれたままで 身動きとれず
薔薇の鎖につながれたまま 身動きとれず
「哀れなる 籠の鳥」 人はそう嘆いてみせる
好色に染まり 裏腹な台詞
舞い上がるその時を 誰も夢見た筈なのに
音もない地の冷たさを知ったから・・・
何故、弱き意志でたより無い道を選び
戯れるように繋いでは離れるのでしょう?
また一つ 想い捧げ 吹き返す風のように
是非もない世界の中 疎ましく絡み付く
時の螺旋にもつれたままで 身動きとれず
薔薇の鎖につながれたまま 身動きとれず
追いかけて届かない太陽に手を翳しても
掴めない指からこぼれた光
眩しくて温もりを求めた日々が寄せては散る
是非も無い檻の中でただ吠える
「哀れなる 籠の人」 鳥はそう羽ばたきみせる
狭き空仰ぎ 裏腹な台詞
舞い上がるその時を 誰も夢見た筈なのに
音もない地の冷たさを知ったから
『さようなら・・・』
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