kanji
ねぇ 連れていって 知らない風
ねぇ 欲しい物は 独りの空？
まだ 隠れている 月さえ問う
乗せているのは悲しきかな 幸せを待つ愛しきかな
天秤にかけ傾くまま 何処へ向かうのか
聞こえなくなる喜びの音 霞んで消える茜の色に
遠ざかった 夢の続き 今も同じ星を見つめ
気がつかずに通り過ぎた 夜に笑う黒に泣く いつかの声
ねぇ 連れていって 季節の風
忘れ去られた足跡かな 焼き付くような面影かな
張り裂けそうな胸を抱え 何を探すのか
途切れ途切れの蜘蛛の糸に しがみついては涙を魅せて
崩れ落ちた 瓦礫の上 届きそうで手を伸ばした
そこに揺れる明日の花は 時に枯れて刻に咲く 静かの果て
遠ざかった 夢の続き 今も同じ星を見つめ
気がつかずに通り過ぎた 夜に笑う黒に泣く
崩れ落ちた 瓦礫の上 届きそうで手を伸ばした
そこに揺れる明日の花は 時に枯れて刻に咲く
消えてしまうわ いつかの声
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